GCS3 気候変動のもとでの河川と災害をめぐるジオコミュニケーション
日時
2013年9月7日(土) 17:00-19:00(JST)
場所
香川大学 遠隔教育調査研究室 (幸町北キャンパス2号館2階)
Rachel Carson Center, Munich (vClassによる遠隔セミナー)
講演
Floods in the Brahmaputra Basin: Hillslope experiments, hydrological modelling and climate change
Prof. Subashisa Dutta (Indian Institute of Technology Guwahati)
Bank Erosion processes and morphological changes in the Brahmaputra river
Dr. Tapas Karmaker (Thaper University)
趣旨
チベットに源流をもち、インド北東部アッサム州などを流れくだり、ベンガル平野をつくりあげ、ベンガル湾にそそぐ帯がブラマプトラ川を対象に、巨大河川における河岸浸食や洪水と、その気候変動の影響を明らかにする研究を進めている研究者をインドからお迎えしました。降水が土壌をとおしてどのようにして河川に達し、水位の上昇につながるプロセスの新しい解明に基づく数値モデルは、現実に発生している洪水の予測精度を確実に高めています。河岸浸食のメカニズムに関する実験的研究の結果も紹介します。