GCS4 数理科学の展開とその社会的応用
日時
2014年1月13日(月) 15:00-
場所
香川大学 遠隔教育調査研究室 (幸町北キャンパス2号館2階)
講演
ネットワーク上の拡散と頑強性評価
青木高明氏 (香川大学教育学部)
気候システムに見られる長周期変動のダイナミクス
寺尾 徹氏 (香川大学教育学部)
日時
2014年1月14日(火) 16:20-
場所
香川大学 幸町北422教室
講演
大きな地震後の余震の確率予測
近江崇宏氏 (東京大学)
大きな地震が起こると、それに引き続いておびただしい数の余震が起こる。余震の規模は本震のそれに比べると小さい事がほとんどであるが、強い余震は被災地での被害を拡大させる事がある。そのため精度の高い余震の予報を迅速に行う事が防災上重要である。本講演では、余震についての基本的な性質の導入にはじまり、私たちが最近新しく開発した余震の予測手法やその有効性についての発表を行う。
流れデータのネットワーク解析
藤原直哉氏 (東京大学生産技術研究所)
近年、現実世界のさまざまなネットワークがスモールワールド性やスケールフリー性などの普遍的な性質を持つことが知られるようになり、そのような複雑ネットワークを解析する手法が多く開発されている。本講演では、いくつかの異なる系における流れのデータを複雑ネットワーク科学の手法を用いて解析した結果について述べる。